各国や各人種、各宗教などの中絶に対する考え方などをご紹介します。

■各国の中絶に対する考え方

中絶に対する考え方は国や人種、宗教によって様々です。
例えばアメリカでも世論はプロチョイス(女性の選択権に賛成する)と、プロライフ(胎児の生命を尊重)に二分されます。
一般的には、キリスト教の一部の宗派は生命に最大の重きを置き、妊娠中絶は殺人と考え人工妊娠中絶に反対する人達と、子供を産むタイミングは女性に権利があり人工妊娠中絶は権利として認めるべきという人達に分かれているようです。
2007年、ポルトガルでは人工妊娠中絶を合法化、EU加盟国の殆どにプロチョイス化が進んでいます。
またオランダは徹底した性教育と避妊教育の普及により、ヨーロッパで最も人工妊娠中絶が低く、手術を受ける場合は高度な技術を持つ医者のいる専門病院で受けられ、保健で費用はまかなえます。
イギリスでは人工妊娠中絶はリベラルなものとされ、常に女性が望めば認められるようになっています。
反してニカラグアでは、もし妊婦が死ぬような危機にさらされても中絶は許さないという法律を2006年に施行、これに対し人権保護団体や医師達が猛反対し命の危険が認められた1818人の妊婦が人工妊娠中絶を受けることができましたが、受けられなかった妊婦は出産し死を迎えることになっています。
闇雲にプロライフを主張する国は発展途上国の因習や宗教による場合も多く、また先進国であっても、偏った信条で女性側の人生や権利を考えない一方的で閉鎖的な考えをする人が多いようです。

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